ブランドワイングラスの選び方のポイント
家でワインを飲む時、ワイングラスはどんなものを使っていますか?
ワインはとても繊細なお酒なので、ワインの持つ香りや味わいを最大限引き出すためには、グラス選びも大切なポイント。
まずは、家で飲むワインがさらにおいしくなる、ブランドワイングラスの選び方について解説しますね。
グラスの形状(デザイン)
ワインの味わいは、注ぐグラスの形状(デザイン)によって、大きく変わってきます。同じワインを全く形状が違うグラスで飲むと、別のワインように感じることもあるほどです。
たとえば、飲み口が広いグラスと、飲み口が小さくすぼまったワイングラスとでは、
- ワインが口の中に入る時の量や速さ
- ワインが舌に触れ、喉へ流れ込む時の角度
が変わります。
人間の舌には、特定の味覚に対して敏感な部位があります。ワインが口の中へどう入り、どんな風に広がるかで、酸味や甘味、苦味など味わいの印象が違ってきます。
ワインのタイプやぶどう品種、生産地の個性に合ったワイングラスを選び分けることで、微妙なニュアンスまで感じながら味わえるのです。
丈夫な素材かどうか
ワイングラスは、どれだけお気に入りで高価なものを使っていても、洗浄中や食器棚に出し入れする際に割れてしまうことがあります。ある意味、ワイングラスは消耗品だとも言えます。だからこそ、丈夫なグラスを選ぶのがおすすめです。
もし割れてしまった時には、買い足しや買い替えをすることも考えて、丈夫な素材で手頃な価格のグラスを選んでおくと良いでしょう。
ワイングラスの人気ブランド5選
ここからは、お家ワインがさらに楽しくなるのはもちろん、プレゼントにも最適なワイングラスの人気ブランド5選をご紹介します。
①リーデル(RIEDEL)
ワイングラスの定番と言えば、やはりリーデル。オーストリアにある老舗ブランドです。ボルドータイプやブルゴーニュタイプなど、ワインの種類ごとに形状の異なるワイングラスを世界で初めて開発したことで知られています。
売れ筋の「ヴィノム」シリーズは、ボルドータイプの2脚セットが5,000円前後と、他のシリーズに比べて手頃な価格で購入できます。
②バカラ(Baccarat)
高級グラスの代名詞的なブランドとして、あまりにも有名なバカラ。
バカラとは、フランス東部にある村の名前で、ルイ15世の認可を受けて創設された、由緒ある老舗ガラスメーカーです。職人の腕が高いことで知られていて、華やかなカットや美しい彫刻がバカラの伝統。
凝ったデザインのものだと1脚15,000円くらいから、シンプルなシャトーバカラならペアで20,000円くらいから買うことができます。
③ロブマイヤー(LOBMEYR)
ロブマイヤーは、オーストリア・ウィーンのガラス工芸メーカーです。
「カリクリスタル」という素材を使用していて、とても軽くて強度も高く、グラスが薄いのが特徴。優美な曲線デザインで人気があります。
シャンパーニュグラスは、1脚15,000円以上となかなか高価です。
④ザルト(Zalto)
ザルトは、オーストリアのトップブランドのひとつです。
創業者は、イタリアのヴェネツィア生まれ。グラスは全てカリクリスタル製で、口吹き製作のハンドメイドにこだわって丁寧に作られています。価格は、1脚7,000円前後です。
⑤シュトルッツル(Stolzle Lausitz)
シュトルッツルは、ドイツ東部ヴァイスヴァッサで創業の、ドイツを代表するガラスメーカーのひとつです。
1,000円未満で買えるスタンダードタイプから、最高級クラスまで幅広いグラスが作られています。マシンメイドのメリットを活かした、割安でコスパの良い価格中心です。
まとめ
今回は、ブランドワイングラスの選び方と、プレゼントにも最適なワイングラスの人気ブランド5選をご紹介しました。
いつものワインをお家でもっとおいしく、リッチな気分で味わうために、ぜひ参考にしてみてくださいね。